地域スポーツ懇談会 発表:五十嵐 【2001年2月23日】

- 発表原稿 -

「総合型地域スポーツクラブを創ろう」
福島市中心部におけるプロセス

 皆さんこんにちは。
 附属小学校PTAの副会長を承っております五十嵐と申します。
 生業はオノヤスポーツでございまして、70年以上にわたってこの福島市でお世話になっております。そんな私がスポーツの普及・発展に長く貢献していらっしゃる大先輩である皆様に、このような壇上からお話することなど大変に恥ずかしいかぎりでございますが、今現在クラブ作りを一生懸命やっている仲間の活動を代表して紹介させていただくと共に、3人の子供を持つ父親としての自分の考えを織り交ぜながら話させていただく事をお許し下さい。

1.資料について 最後の2枚以外は、2月1日に行われた全体説明会の折、黒須先生に作っていただいた資料の抜粋です。この「地域スポーツ振興懇談会」でもこのテーマは重点的に取り上げられていますので、体育協会の皆様に関係するような部分を抽出したつもりです。

2.最初に申し上げたい事は、クラブ作りで最も大切なことが何かと言われれば理念の共有化だと考えております。簡単に申し上げれば、子供達や地域、それに生涯にわたるスポーツに対する考えが同じなのかどうか、互いに共鳴できるかどうかが始まりだと思うのです。

* 子供達に対する問題意識 … 放課後の生活、遊び、友達、ケガやケンカ、忙しい?(親も)
* 社会環境 … 子供からお年寄りまでを含めて、もしかして要素分解されている。バラバラ?
* コンピユーター(IT革命)、テレビゲーム、マスコミ過剰なまでの情報氾濫等
このままでいいのか…

3.なんとかしたい→我々に出来る事は何だろう→何かできるはずだ
 黒須先生に「総合型地域スポーツクラブ」を教えていただいた。
ただし、意識としての最初は自分の子供達がお世話になっている狭い地域、あるいは学校の問題だと思っていた。ところが、実際にお世話になっているのはそこを越えていた。

4.スポーツ少年団の指導者や保護者との話し合いや勉強会を通じて、ひとり附属小学校だけの問題でないことに気づいた。もしかすると、福島市の他地域でも、日本全体に及ぶ問題であることが分かってきた。

5.それのみならず、保護者である我々自身、世代全体にわたって抱えている問題であることが共通の認識となっていることが明確になると共に、話してみたほとんど全部の人が同じ認識であることも分かった。
 ただし、この段階での我々の問題意識はやはり利己的であったと思いますが、よくよく考えてみると子供達だけをとって考えてみても、成長する子供達はどんどん行動範囲が広がって行きます。福島市全域は元より、日本全国、世界へさえ飛び立って行くでしょう。もちろん、いろんな地域で生まれ育った子供達もやってくるでしょう。そうしてみると、やはり、ひとりこの地域だけを変えただけではもちろんすまないことになってくるのではないでしょうか? それならばそれならばこそ、こうやって皆さんに情報を発信させていただいたり、全国の様々な動きを勉強することも大事なことだと思えるようになってきました。

6.それならば行動あるのみということで、「地域スポーツの未来を考える会」が始まりました。

7.何を具体的にやってきたかと申しますと、資料の5枚目になります。

そして現在2月26日(月)設立準備委員会を組織して具体的な内容を詰めようとしております。
資料は7枚目になります。これは発足後の組織図案ではありますが、設立準備委員会も同じ組織で考えております。総務部門と事業部門の内容が同じになっているのはミスプリントですが、設立準備委員会にとっては、当然の事ながら横のつながりを密接にして進まなければならない。

*総務部門 *事業部門 *財務部門 *広報部門 *健康医療部門

8.これから大切になってくるのは、理念の共有化を維持発展させながら、住民による自主運営、自主財源による運営を目指す強い意識を持つ事かもしれません。もちろん、発足に際して様々な機関、行政の支援を受けなければ難しいでしょうし、現実的でない認識もございます。ただ誰かがやってくれる、おぜん立てしてくれるという認識は捨て、自分達はこうして行くので、この部分を協力して欲しいという考えは最低必要でしょう。目指すのは、あくまで自分達による自主的な運営であり、継続するための最大の力だと考えます。

9.後ろから2枚目になります。設立準備委員会発足前ですが、現場の意向を先取りする考えから、事業部門の具体案を練っております。

*スクール *サークル *イベント
ここで特にサークルやイベント部門について皆さんのお知恵とご協力をお願いしたい。
* 小さく生んで大きく育てることが肝要だと思います。
* 団体でなくても個人の意志で参画、協力していただけるのがありがたい。理念の共有
私共は分からない事がいっぱいあることを自覚しています。協力の仕方は様々です。
又、生意気ながら先程来からお話させていただいているように、ひとり中心地区のみならず、福島市全市に広がって行けばより良い環境になって行くものと愚考しますので…

最後になりましたが、わたしの夢を語らせていただきます。
仕事が終わり、クラブハウスに行く。「今日は天気がよかったねー」などと言いながら、ロッカールームで着替え、健康体操のプログラムが行われる軽運動室に向う。先週さぼったので、ちょっと今日は体が重いなどと思いながら前を見ると、先月まで体重オーバーで汗だらだらだったAさんが軽快に動いているではないか… シャワーを浴びて着替えを済ませ、AさんやBさんとビールをぐぐっと飲む。運動後の一杯のなんとおいしいこと… 今度の日曜日は親子対抗サッカーなのでちょっと早めに切り上げよう。…
* 日常的なコミュニケーション・コミュニティー
* 総合型クラブの可能性
* 我々の考え方もどんどん変わってきたように、考え方によって行動が変わるだけではなく、行動が変わる事によって考えが変わる事も重要だと考えます。行動によって理念の共有化が図られる事も考えに入れて欲しい。

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