これは、3年生対象の卒論基礎ゼミの第一回目に使ったレジュメです。
最後の「研究テーマとの関係」は、卒論生の問題関心に基づくもので、毎年変わります。
社会科教育学研究の課題と方法 1995.10.20 西内
授業を軸とした「実践」を検討していくためのいくつかの視点
・教師の思想(教育観・子ども観のみならず社会観・世界観とでもいうべきものまで
も含めて)
・教育課程(カリキュラム)論(発達・学問の論理・時間的限定などをふまえて)
・教育内容論(目的、目標、内容)
・教科論(教科とはなにか、どうとらえるか)
・教科内容論(その教科の内容)
・教材論(教材入手、教材選択、教材構成、教材排列)
・指導過程←→学習過程
・教授行為論(指導言、学習組織、学習形態)
・学習内容論(その結果としての子どもの変容→「学力」形成)
※授業における内容と方法を結びつけながら研究をすすめていくことが必要
「社会科」という教科のねらい・内容の3つの側面
@社会科学の成果をふまえた、社会科学教育 → 科学的社会認識の形成
A社会の現実を見つめ、とらえる「問題解決」のちからをつける → 主体的 〃
B民主主義社会における「公民的資質」を育てる → 民主的 〃
教室における認識・行為行動 と 社会生活場面における認識・行為行動
認識形成と態度形成 教材と学習活動
批判的学習方法の獲得・形成のためのスキル
「研究テーマ」との関係
・「人権学習」論
河内徳子『人権教育論』大月書店 1990
「男女の自立と共生」
伊藤良徳ほか『教科書の中の男女差別』明石書店 1991 小・中 国・社・家
21世紀教育問題研究会編『小学校全教科書の分析』労働教育センター 1994
→菅沼卒論「在日韓国・朝鮮人の差別問題をどう教えるか」
・「青年期の自立」と宗教
島薗進『新新宗教と宗教ブーム』岩波ブックレット 1992
→同ブックレットで、最近「オウム」のものも出している。
室生忠『若者はなぜ新・新宗教に走るのか』時の経済社 1984
『新人類と宗教』三一書房 1986
・「憲法学習」 雑誌『平和教育』45 大野一夫実践
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