「試合で勝つのと負けるのとどっちがいい?」って聞かれたら、もちろん勝つ方がいいってみんな言うに決まってますよね。勝った方が気分がいいし、負けると悔しいしでこれは人間(というか動物?)の本能に近い部分として確かにあります。だからこそ人はいろんな事に勝とうとして頑張るわけで、それがなければスポーツでもここまでレベルアップしていないことでしょう。まあそれはそれとして、では「試合で勝ったチームと負けたチーム、どちらが全力を出しきったでしょう?」と聞かれたらどうですか?こうなると結果としての勝ち負けとイコールにならないですよね。確かに全力を出しきったから相手に勝ったというケースはあるでしょう。強いチームが持っていた力を発揮できずに負ける時もあります。しかし多くの場合には強いチームが勝ち弱いチームが負けるわけですが、このとき全力を出しやすいのは明らかに弱いチームの方ではないでしょうか?実力上位の相手に対して、勝てないまでも1点でも多く点数をとるために持てる力を全部出してぶつかっていきますよね。強いチームは相手が弱いほど簡単に得点できるため全力発揮はその分難しくなります。すると、「全力を出しきる」という目標を達成しにくいのは弱い相手と対戦するチームの方ということになります。だから「スポーツは勝ち負けじゃない。自分たちのやってきたことが全部出せたかどうかが一番大事なんだ!」なんていつも選手に言ってる監督さん、トーナメント1回戦で強豪チームと当たる組み合わせになってガッカリしてちゃいけません。むしろガッカリすべきなのは全力を発揮できない相手強豪チームの方なんですから。 |