その40 ■スポーツ疑似体験型ゲーム

 最近ゲームセンターで「スポーツ疑似体験型」とでも言うべきゲームが流行ってますよね。ダンスのステップを踏むものや、スキーダウンヒル、スノボ、フィッシングからカヌーまで様々あります。一昔前まではせいぜいカーレースやバイクくらいだったのですが、最近のものはどんどんリアリティを追求してきているようです。例えばフィッシィングなんかは魚が食いついた感じが手元にリアルに伝わってくるし、カヌーやダンスなんかは実際にパドルで漕いだり汗だくになって踊っちゃったりしてるわけです。このままいくとそのうちサッカーやバレーボールなんかでも実際のボールを使ってブラジル代表キーパー相手にPKしたりロシアのブロック相手にスパイクしたりというシミュレーションゲームが登場するかも知れません。そんなにリアリティを追求するんだったらいっそ本物のスポーツをすればいいじゃないかとも思えるのですが、これらのシミュレーションゲームは「その場で」「すぐに」「一番面白いところを」楽しめるところが本物のスポーツよりもとっつきやすいと言えるのではないでしょうか。だって実際に釣りをしようと思ったら道具やエサを準備して朝早起きして1日出かけても1匹も釣れないことを覚悟しなくてはいけないし、他のスポーツだってある程度ゲームを楽しめるところまで上達するにはつまらない基礎練習を繰り返ししなければならず、楽しいところだけというわけにはとてもいかない。でも「ダンスダンス・・」ゲームのクリアを目指してワイシャツを汗だくにして一生懸命踊っている、どう見ても運動能力がありそうに思えない小太りサラリーマンの姿を見ていると、本物スポーツの方ももう少しとっつきやすくなるような工夫をしていかないといけないのではと思わせられます。PKから始まるサッカーの授業や「ストラックアウト」から始まる野球があってもいいんじゃないでしょうか?つい熱中しちゃって知らないうちにキック力やコントロールがついてるかも知れませんよ。

▼その41 大人げない・・