その61 ■カゴと信号機・・

 今日見かけた心優しき人。押しボタン式信号機のボタンに手をかけて、クルマの列が完全に切れるまで押すタイミングを待っていたおばあちゃん。ん〜いいなぁ!、信号機の存在意義すら超越するこの遠慮深さ!、レジの列にカゴだけ並ばせて堂々と買い物を続けるオバタリアンに是非一度見せてあげたい。でも見せたらきっと「意味ないじゃん!、バッカじゃないの?」なんて絶対にこんな奥ゆかしさは理解されないだろうなあ・・。・・とここまで書いてHPにUPして帰宅したのですが、一晩寝て朝起きたら今度は信号機とカゴの気持ちが妙に気になりました。もし彼ら(擬人化します)が仕事帰りに一緒に飲みに行ったら、酔っぱらった信号機が「・・でもいいよなぁお前(カゴ)は。レジの列に並ぶなんて人間並みの仕事を任せてもらえて・・。俺なんかクルマを停めてハイどうぞ!ってぇのが仕事なのに、クルマがいなくなってからボタン押されたって・・。誰も見てないのに赤になったりまた青に変わったりでむなしいやら恥ずかしいやら・・。」「でもお前がいるのにボタン押さないで勝手に渡っちゃうヤツよりいいじゃねえか、そのおばあちゃんの律儀さと優しさも分かってやれよ、実は俺だって俺の後ろに並んでる人達からにらまれちゃって居心地悪いんだよ、ホントは俺だってちゃんと並びたいのに・・俺が悪者みたいになっちまってさ。俺はむしろそんな律儀なおばあちゃんに持ってもらいたいよ・・」なあんて会話が展開されて・・・るわけないですよね、私の架空の話におつき合いいただきましてありがと・・あれっ、もしかして発想辞典が空想辞典になってる??

▼その62 時間は平等?