ある朝、目が覚めたら突然ピアノが完璧に弾けるようになっていたらあなたは嬉しいですか?前の日までは「猫踏んじゃった」すら弾けなかったのに突然、ピアノの前に座り譜面を見ただけで指が流れるように鍵盤を叩き美しいメロディを奏でることができたとしたらどう思います?えっ?嬉しいに決まってるって?ホントにそうですかねぇ?私も常々、1曲でいいから(動機が不純?)両手を別々に使って(当たり前?)キムタクのドラマみたい(テレビに影響されすぎ?)に「別れの曲」か何か(ミーハー?)を弾けたらいいなぁと思っている(思っているだけで全然練習してない・・)のですが、だからといって自分の知らないうちに突然上手に弾けるようになってもやっぱり嬉しくないんじゃないかなぁと私は思うわけです。そして突然ピアノが弾けるようになったのは、昨晩知らずに飲んだドリンク剤が実はピアノ技能向上スペシャルドリンクだったとしたらどうでしょう?あなたは飲んだことを後悔しますか?それとも「へぇ!いいクスリが出来たものだな」と感心して、他の技能獲得(絵が上手くなる等)ドリンクも探しますか?そう、このHP読者(毎度ありがとうございます!)ならすでにお気づきのことと思いますが、これはドーピングの比喩です。ドーピングが禁止されているごく一般的な理由は「副作用があって体に悪い」とか「クスリの力を使って競技力を高めるのはフェアでない(不公平だ)」などですが、「体に悪いのは本人達は百も承知の上だ」「では副作用がないクスリだったらいいのか」「いっそみんなOKにしてしまえば公平ではないか」などの反論も成り立つので、実はなかなか難しい問題です。でも根本に戻って、「そもそも何のために(何が楽しくて)自分はスポーツに取り組んでいるのか?」を突き詰めて考えると答えは自ずと出てくるような気がしますがいかがですか?そしてそのヒントは先ほどのピアノの比喩にあると私は思うのですが・・?(「その60 子ザルの満足」も参照して下さいね)。でもさっきの比喩でも難しい点は、「いきなり完璧に弾けますドリンク」だったらそれは面白くないから飲まないと思うんですが、「上達が結構速くなりますドリンク」くらいだったら抵抗なく飲んじゃうかも知れないと思っちゃうかも!というところです。これは「ドーピングは絶対ダメだけどサプリメントは別にいいじゃん」ということとどこか似ていますよね。ま、これは結構ハードな問題なので今回はここまでにして、皆さんにもこれをきっかけに考えてもらえると嬉しいです。あー、頭使ったー!って感じですね。ちょっとは頭のトレーニングになったかも・・。あれっ?もしあっという間に頭が良くなるクスリがあったら・・んーキリがないですね。 |