その72 ■押しボタン式信号のおせっかい・・

 以前は横断歩道だけだった駅前の道路に最近、押しボタン式信号が設置されました。警察はきっと、ボタンを押して信号が赤になれば必ずクルマは止まってくれるから、間違いなく以前より安全になったと思って満足してるんでしょうが、私はちょっと違うと思っています。信号が出来たことによって、今までは横断歩道を渡ろうとしている人がいたら配慮して止まってあげてた(もちろん法律上は当然止まらなくてはならないんですが・・)ドライバーも、信号が青だったら「進め!」と指示されているわけで、それを配慮して止まったりしたら後ろのクルマに追突されるかも知れないから止まらない。歩行者は押しボタンを押してもすぐには赤にならないし、まして渡るのが自分だけだったりしたらたくさんのクルマを止めるのが申し訳ないと思ったりして結構押しボタンを押さずに渡っちゃったりしています。もしこれで事故になったりしたら信号を無視した歩行者がかなり悪くなっちゃうんでしょうけど、これって信号が余計なおせっかいしてるだけなんじゃないでしょうか?信号がなければ歩行者とドライバーがお互いを気遣って人間どうし仲良く譲り合っていたのに、突然第三者の信号が機械のくせに偉そうにしゃしゃり出てきて、「ここは俺に任せろ!どっちも俺の指示に従え!」って仕切り始めたって感じです。その結果人間どうしの気遣いが無くなって殺伐とした関係になってしまう。全く余計なお世話です。信号は全く機械的(機械だから当たり前か・・)に時間で色が変わるから渡る人がいなくなっても赤である間は進めないし・・。ホント融通がきかないこんな機械ごときの指示に従わなければならないの?って思いません?で、これは前にも書きましたがスポーツにおける審判と似ています。スポーツゲームに第三者である審判が介在することによりプレイヤー自身が互いにゲームを成立させようとする意識、すなわち相手との共同意識が薄くなってしまうこと。また、緊張感のある面白いゲームが下手な審判のジャッジによって台無しになってしまうこと。だからレクリェーションゲームなんかだったら審判は全く必要ないし、競技スポーツでも出来るだけ出しゃばらないのが上手な審判だと私は常々思っていますが皆さんはいかがお考えでしょうか?・・そういう意味では信号が赤でもクルマが来なかったら堂々と渡って「何が悪い?」と言いそうな関西人には「最後は自分で判断せな!」という信念が感じられるので一概に悪いとは言えない気もします。ま、褒められたことでもないんでしょうケド・・。

▼その73 続「一粒で二度美味しいけど味半分」論