その75 ■メクラチビゴミムシって・・?

 毎日新聞によると、差別的表現を含む生物名を見直す動きがあるそうです。例えば「メクラカメムシ」や「コビトペンギン」は差別的であるとしてそれぞれ、「カスミカメムシ」「フェアリー(妖精)ペンギン」と改名されたり言い換えられたりしているらしいです。うーむ、差別的名称か、なかなか難しい問題ですね。コトバ自体が差別的と言われれば「そうなんですか」って言うしかないような気もしますが、私はむしろそれぞれの人がそういったコトバに差別意識をどれだけ乗っけているかが重要な気もしますがどうでしょう?だって「白雪姫と七人のコビト」って言うときのコビトのイメージに差別意識なんてみんな持っているんでしょうか?まああの七人は実際(物語の中の実際という意味ね)妖精(確か森の・・ですよね)だから「白雪姫と七人の妖精」でもピッタリくるんでしょうが、別にコビトのままでも全然問題ないと思うんですケド・・?でももしかしたら当のコビトたちはコビトと言われることに頭にきてたんでしょうか?(つまりコビトって口にする人は意識してないけど言われる方はキズついてたってこともありえるってことです)。だからこれは発する側と受け取る側の両面から考えないといけない問題だと思うんですが、でもフェアリーペンギンと言われたらおそらく当人、いや当ギンも嬉しいでしょうが、「ミミズヘビ」に変えられたメクラヘビはおそらく「ミミズだったらむしろメクラのままにしといて!」って思ってますよ、いや分かんないですけど・・。この他にも「バカジャコ」や「メクラウナギ」などたくさんの生物和名の変更を検討していくらしいですけど、そしたら「フンコロガシ」や「ベンジョコウロギ(これって正式名称?)」あたりも「ハイセツブツコロガシ」や「トイレ、いやレストルームコウロギ」なんかに変えられていくんですかね?例えば「キンバエ」のように名称自体が差別的でなく(だって金ですよ金!)っても「いつもウン○に集ってるヤツ」なんて差別的イメージをくっつけている場合もあるわけで、だから名称自体だけに敏感になるっていうのもちょっと違うかなと私は思います。毎日新聞にも同趣旨の反対意見が載っていたので紹介します。「洞くつに生息するメクラチビゴミムシを研究する上野俊一・国立科学博物館名誉研究員は『実際の差別と言葉は無関係。標準和名は学名に対応しており、変えると混乱を招く』と話し、今後もメクラチビゴミムシの改名はしない方針という。」だって。いよっ!いいぞ上野研究員!全くその通り!・・でもメクラチビゴミムシっていうのはちょっとひどすぎない・・?・・だからといって「ブラインドフェアリーダストムシ」というのも・・ねぇ。

▼その76 競泳の折り返しは不公平