その76 ■競泳の折り返しは不公平

 競泳の50mごとの折り返しって不公平だと思いませんか?だって背が高い人ほど泳ぐ距離が短くなるじゃないですか。折り返しには普通クイックターンと呼ばれるあの、クルンと水中で回転してプールの壁を足で蹴る技術が使われますが、そうすると実際には50mの距離の手前50cmくらいでターンしますよね。でもすごくちっちゃい人はもっと50mの近くまで泳いでからターンしないといけないし、一方すごく大きい人は60cm手前とかでターンできることになります。えっ?手前でターンしてもその後に50mの壁を蹴ってタッチしてるから公平だって?そんなことはないでしょう。彼らの重心は間違いなく50m泳ぎ切る前に折り返しており、その重心が実際に進む距離は彼らの身長によって個人差が出てくるハズです。もしそれでもタッチすることイコール泳いだことになるんだったら私(泳ぎは得意でないんですが・・)でも100mフリースタイルで優勝(しかも世界新記録)できる自信があります。・・私に1mプールでの50往復で参加させてくれれば・・ですが・・。スタートと同時にプールの真ん中で立ち泳ぎしながら50cm先にあるプールの両壁を交互に100回タッチするだけですから、そりゃあスゴイ記録がでますよ。え?それじゃあ全然泳いでないって?でも50mプールの折り返し地点では同じ事が起こっているわけですよね。やっぱり不公平じゃないですか。これが長距離になればなるほど個人によって差が出てくるバズで、だから1500mフリーなんて不公平の最たるものです。(1回の折り返しの差が50cmだとするとそれが29回あるので計14.5mの差になります)。もともとこんなに泳ぐ距離に差があるのに100分の1秒のタイムで勝った負けたって意味あるの?オマケに折り返すたびにプールの壁を蹴れるってのもどうですか?50mごとに壁を蹴って進んどいて果たしてその距離を泳いだって言えるんですかね?例えば200mだったらそのうち飛び込みと折り返しの蹴りで5m×4回=20m、手前で折り返すから泳がない距離が50cm×3回=1.5m、従って実際に泳ぐ距離は178.5mくらいですよね。これは果たして200m競泳と呼べるんでしょうか?そこで長距離競泳不公平改善のための私の提案その1。1500mプールを作り折り返し無しで争う。あ、飛び込みによる不公平をも解消するためには1505mのプールを作って、壁から5m先の水上に赤外線スタートラインを引き、そこに伸ばした手を合わせて全員伏し浮きの状態から泳ぎ始めるってのはどう?えっ?そんな長いプール作れるわけないって?では提案その2。陸上競技のトラックに近い楕円のプールを作り、陸上競技と同じように外周を泳いで回る。これなら折り返しがないので公平です。新しく作るのが無理なら今あるプールを四角くまわってもいいかも・・。どう?この方が選手たちも今何位で泳いでいるかすぐ分かるし、オープンコースにすることによってラインどりや追い越しの駆け引きが出てきてちょっとワイルドな感じになって見ていても面白くなるんじゃないでしょうか?水泳連盟の方、どうぞご一考を!以上、長距離競泳者不公平解消検討委員会の小川でした。

▼その77 「どういうところが?」ってきかれても・・