負けず嫌いって、どうして負けず嫌いって言うんでしょう?意味から言ったら負ける嫌いあるいは負けず好きとかじゃないんでしょうか?これって、踏んだり蹴ったりが踏まれたり蹴られたりじゃないのと一緒ですよね。で、他に似たコトバがないか探してみたらありました、「食わず嫌い」。これも食べないことが嫌いなんじゃなくて「(あるものを)食べもしないで(食べることを)嫌っている」状態です。それと同じと考えると負けず嫌いも、「負けることを受け入れることなしに負けることを嫌っている」状態と言えそうです。実は私も小さい頃相当な負けず嫌いだったそう(母が言ってました)で、将棋で兄や大人とやって負けてもそれを受け入れることができず、負けが決まりそうになるたびにボロボロ泣いていたそうですが、さすがに大人になってからはゲームや試合で負けても悔しくて泣くなんてことは無くなりました。(むしろ最近は感動して泣くことの方が多いなぁ・・え?これって歳とった証拠なの?)つまり自分の中で勝負事には勝ちがあれば負けもあるということを素直に受け入れられるようになったってことなんだと思います。(そういえばうちの兄も私に将棋で負けそうになると手が滑ったふりして駒をメチャクチャにして「あー分かんなくなっちゃった。引き分けね」なんて大人げないことをやって私を泣かしてたのを思い出しました。)そう!要するに負けず嫌いは食わず嫌いと同様、自分が負けることを受け入れられないくせに勝負はしたいというちょっとわがままで大人げない性格ってことなんだと思いますがいかがですか?勝負事には勝ちと負けがある限り、そのどちらになる可能性もあって、だとすれば「もしかすると負けてくやしい思いをするかも知れない・・」という結果も受け入れる覚悟をして初めて勝負する資格が与えられるのではないでしょうか?だってうちの兄みたいにどっちも絶対自分の負けを認めないどうしが勝負したって片方が負けを認めない限り勝ちも確定しないわけで、まさに勝負になりません。「絶対負けない!」は勝負に臨む意気込みとしては大切ですが、結果としての負けまで認めないとなるとかなり問題です。食わず嫌いだってその料理を出した側からすれば、「まず一度食べてみてから好きか嫌いか判断しろよ」って思うことでしょう。つまり「負けず嫌い」は単に負けることが嫌いという意味ではなく、負けを認めないという意識があるという結論に達しました。ですから負けず嫌いは決して褒めコトバにはならないのでくれぐれも使い方に注意しましょう。んーでも日本語って難しいですね。え?まだ踏んだり蹴ったりが解決してないって?それは「(ウ○コを)踏んだり(タンスの角を)蹴ったり」したらさんざんでしょ!ってことでどう?・・ダメ?ですよね。 |