その87 ■古典の適齢期・・

 先日FMで、「数学の確率とかは勉強しておけばどこかで役立つかも知れないと思えるけど、古典はどう考えても役に立つとは思えないので勉強する気が起きないんですが、どう思いますか?」という試験勉強中の高校生から届いたハガキが読まれ、それに対して「そーだなあ、でも僕は今30過ぎだけど、もし今なんかのきっかけで古典を勉強することになったら高校生の時とはまた別の視点で興味を持って古典を味わえるような気がするんだよなぁ。だからもしかすると古典なんてのは高校生よりももっと大人になってから学んだ方がいいのかも知れないね。」とFMパーソナリティが答えてるのを聞いて、なるほどなぁ!と久々に人に納得させられました。確かに古典なんかの奥深さやシブさ(?)みたいなものは青春まっただ中(言い回し古い?)の高校生(というよりあの暗記詰め込み型の受験勉強)にはちょっとなじまないような気もします。もっと落ち着いた大人になって心にゆとりが出来、和室でお茶をすすりながら自分の人生と対比させつつ「ふぅーむ、そういう道理もありか・・んーなかなか。」などどしみじみ読むに相応しいジャンルかも知れませんね。そういえば私は高校の時、修学旅行で京都のお寺を見てまわったんですがホント退屈だったなぁ。でも同じコースを今まわったらきっとその時よりはずっと興味深く見れると思うんですよね。だから何かをするのに最も適した時期、すなわち適齢期というのが結婚だけじゃなくていろんなものにおそらくあると思うんですがどうでしょうか?例えばビールの美味しさは苦みを味わえないとダメですからやっぱり18歳(あ、法律上は20歳以上ですよもちろん!今言ってるのはあくまでも味の適齢期の話です)くらいからが適齢期、ソバ適齢期は25歳以上でどうでしょう?(ソバ好きの高校生ってあんまり聞いたことないですよね)。春菊適齢期も20以上かな?あ、なんか食べ物ばっかりですね。じゃあピアノ適齢期はどうですか?私は5、6歳くらいだと思うんですが・・(大人になってからでは悲しいくらい右手と左手が一緒の動きをしたがります)。英会話適齢期も結構幼い頃なんでしょうねきっと(でもあんまり幼い頃から英会話なんかやらせて日本語は大丈夫?ってテレビの英才教育風景みて思っちゃいます)。ひるがえって学校体育ではどうでしょう?最近は種目選択制だのめあて学習だの順位をつけない徒競走だのと、やたらと子供のやりたいものだけをやりたいようにやらせる傾向にあるような気がしますが、これって体や神経がどんどん発達していろんな可能性を広げられる運動の適齢期を逃してしまってるんじゃないでしょうか?だからせめて発達段階にある子供たちには、「先生、今日の体育ドッジボールやろうよ!」なんてせがまれても「いや、今日は鉄棒やるぞ!」と適齢期を大事にして食わず嫌い、いや多少美味しくなくても食べさせるくらいの意気込みでいろんな種目に取り組ませて欲しいものだと思います。ほら、小さい頃母親が「人参やピーマンは栄養たくさんあるんだからちゃんと食べなさい!」ってよくしつけてたようにね。いやー適齢期ってホントに大事ですねぇ!・・あ、偉そうに言ってる私の○○適齢期はもうとっくに・・・・・・・・・・。

▼その88 結果オーライはオーライ?