バレーボールの全日本インカレに行って来ました。開会式のすぐ後に男子全日本6連勝中の王者、筑波大学の試合があり、練習場面からずっと見ていたんですが、隣のコートではラダーを持ち出したり色々工夫した練習をしている中、各自マイペースでウォーミングアップし、パスをし、レシーブ、2段トス、スパイク、コンビ、サーブと、いたってオーソドックスな練習を真剣にやっていた事に驚きました。そして誰一人として練習着を短パンからベロンと出している選手はいません。坊主頭はいても茶髪やピアスをしている選手は皆無。下級生は声を張り上げ上級生はそれをいじり雰囲気を盛り上げ、ボールが床に落ちるところまで諦めない。およそ20年前、学生だった私達がやっていた練習と全く変わっていない事に驚き、また嬉しくもありました。これが伝統というものなのでしょうか? 私は今、福島大学の監督をしていますが、強くなるために何かいい練習方法ないかなぁ?と日々考え悩んでいます。また、最近の学生気質も考えて、「今年のチームはこうした方がいいかな?」と年によって方向性を変えてみたりもします。でも王者筑波大は20年間変わっていない・・。以前、筑波大の関係者に「今すごく強いけど、どんな練習やってんの?」って聞いたら、「僕らの頃と変わってないですよ」と言うので、「へぇ、それで何で強くなったのかなぁ?」って言ったら彼は、「世代や入ってくる選手やバレーが変わっても昔と同じ練習をやってるから強いんだと思いますよ。だって今時他の大学でこれだけ大型化したら、そんなにレシーブ練習なんかやらないのに、筑波はそれを真面目にやってる。その強さじゃないですか。」という言葉にかなり納得したことを思い出しました。 上を目指し急ぐあまり、何か特効薬や一風変わった特別練習方法はないかと探し、飛びついては「やっぱりダメ」を繰り返す。よく言えば試行錯誤とも言えるが、一貫したポリシーがないとも言える。結局は基本が大事と分かっていながら単純に基本練習を反復し続ける自信がない・・。今、うちのチームではゲームでのデータを基にメンバーチェンジプランを立てていますが、いくら適切なプランを立てても、そのメンバーチェンジしたピンチサーバーがここぞという時にいいサーブで崩してくれるかどうかは、結局そのサーバーがどれだけ集中して単純なサーブ練習をしてこれたかどうかという、まさに基本的練習環境と内容にかかってくるわけですこれが。(インカレでの反省です!) 今回、インカレで筑波大の練習を見て、やはり「ローマは一日にしてならず」だなぁと実感しました。よぅし福島大バレー部もこれからじっくり基本に取り組んでみるかなぁ?・・え?誰かさんの英会話勉強と一緒だって?よくご存じで。「あ、この方法ならすぐに英会話身に付くかも!」ってあちこちの教材に飛びついて結局長続きしてないのは私でした。んー、こんな私が監督じゃあじっくり基本練習なんて無理かも・・?まずは私の意識改革からですね。でも今までの意識を変えるってなかなか難しいですよね。あー、なんか簡単に意識改革できる方法をメンタルのS先生に聞いてみよっと! |