ある日ご飯を食べていて歯が痛くなり、次の日に歯医者さんへ行ってはみたものの、歯医者さんに「どの歯が痛むんですか?」ときかれて、昨日痛かった歯を指で触って確認しようとするけど、昨日痛かった歯がどの歯なのか分からなくなることってありませんか?昨日は確かに痛かったハズなのに今日はちっとも痛くない。痛くないのはホントは良いことなんでしょうが、これでは治しようがなくて逆に困っちゃいますよね。パソコンなどの故障でも、普段はしょっちゅうフリーズして動かなくなるくせに、電気屋に持っていって、「いつもはこうやって起動するとこの辺で必ず動かなく・・ってあれ?ちゃんと動きますね。おかしいなぁ?いつもはちゃんとこの辺で動かなくなるハズなんですが・・?お願いだから故障してくれ!」なんて、いつの間にかどっちがいいのか分からない状況になったりすることがあります。つまり体や機械の不具合は、「常に」という場合よりもむしろ「たまに」「ごくたまに」「この間突然一回だけ」の場合が多いので、その不具合を「今、ここで必ず」証明するということが逆に難しいということです。 スポーツの試合でも、大事な場面で時々出るミスが練習場面ではいつも出てくるわけではない、というところが指導する者にとっては難しいところです。これが例えば「スパイクを打っても全然コートに入らない」なんて状態だったら明らかに打ち方が間違ってるワケで、フォームを矯正するなり基礎練習を繰り返すなりして具体的に直していけばいいんでしょうが、「いつもはキレのいいスパイクをいいコースにバシバシ打てているけど時々大事な場面でミスする」状態だと、基本的に打ち方が間違っているわけではないだけに、どういう練習をさせるときちんと修正されるのか悩むところです。結局、試合の臨場感を練習に持ち込んだり、プレッシャーを与えながら練習させる、くらいしか修正方法が考えられず、最終的には「大舞台でのゲーム経験」なんてコトバで何となく片づけられていることが多いような気がします。ここは是非研究者のはしくれとしては経験論に逃げないで、あくまでも科学的に原因究明してみたいところです。 これがもっと微妙な精度を要求されるゴルフなんかだと、より顕著に表れてくるようです。ラウンド前日のゴルフ練習場では面白いくらい真っ直ぐネットに突き刺さっていたドライバーショットが、本番ラウンドのティーショットではまるで別人、いや違うスポーツやってるんじゃないかというくらいボールが言うことを聞かず、「あれぇ?俺、昨日はどうやって打ってたんだっけ?」となってしまうことがよくあります私は。ま、スポーツはこのように自分の思い通りにならない部分があるからこそ奥深く面白いんでしょうが、パソコンは機械だし仕事の道具でもあるので、人間の体と同じように「普段快調!でも時々不具合」ってのは「んー人間ぽくって面白い!」なんて思えるハズもないので、調子良いならずっと良い、ダメならダメとハッキリして欲しいなと、最近よくフリーズして同じ作業を繰り返す羽目になることの多い私から目の前のパソコンへの切なるお願いです。・・え?単にメモリが足りないからだって?そうか!私がちゃんと栄養与えてなかったから時々貧血で動けなくなってたってことか。うーむ、パソコンってやっぱり人間っぽい! |