日本人は人の顔を見るとすぐ「誰々に似てる」という話をしたがると言いますが、「あの人って○○に似てない?」って言われて「あっそうそう!」と賛同出来る時と「えー?似てないよ」と賛同できない時が半々くらい、いやむしろ賛同出来ないときの方が若干多いような気がしますが皆さんはいかがですか?同じ顔を見ているハズなのに、その特徴の捉え方が人によって異なるという事だと思います。 これは人の顔だけじゃなくて例えば、人から道を説明してもらうときに、「○○パチンコの交差点を・・」なんて言われても私はパチンコをしないので場所を把握できないことが多いです。どこにどんなパチンコ屋があるかはパチンコをする人にとっては重要だから確実に覚えている情報ですが、しない人にとってはその前を何度も通っていたとしても記憶には残りにくい情報なワケです。むしろ私には「スーパー○○」とかファミリーレストラン、あるいはセブンイレブンを中心としたコンビニあたりを目印にしてもらった方がピンと来ると思います(普段の生活パターンがばれちゃいますね)。 さてスポーツですが、同じ試合を見ていても印象に残るシーンやプレーは人によって違うことが多いですね。私はバレーの監督業やセッターをしているので、どちらかというと試合全体の流れというか、勝敗を決定づけたプレー(特にミス)に目がいってしまいますが、違う人が見れば、例えば豪快なスパイクやブロックが強く印象に残ったりするのでしょう。 これがただ単に他人の試合を観戦しているだけなら誰が何を印象強く見ようが問題はないのですが、試合で一緒にプレーしている選手同士、あるいは監督と選手の間であまりにも試合の見方(というか考え方)が違うとお互いストレスが溜まることになります。「ここはエースで勝負!」って思っているのに無理にクイック使って失敗したり、「無理しないで相手に返球して」って思ってるのに強引に攻撃してみたり・・。だからこそ練習の時からチームの方針についてお互いの見解を合わせておく事がとても大切なことだと思います。だって運命共同体なんですから・・。 そういう意味ではよく離婚の原因について「価値観の相違」が挙げられますが、同じ事なんでしょうね。片方が一生懸命節約して貯金しようと思っているのに一方でパーッてお金使われたり、何でもきっちり片づいてないと気が済まない人の相方が散らかし放題では、そりゃ毎日だったら堪えられなくなりますよね。・・でもどっちも散らかし放題だったらそれはそれでダメなような気もしますので、価値観の相違は大きすぎず小さすぎずくらいが丁度良いのではないでしょうか。 私はゴルフは今のところまだまだなので、いいスコアでラウンドする楽しさよりもティーショットをドライバーでかっ飛ばす(その代わりスコアはボロボロになりますが)楽しさの方が上回っています。だからゴルフがもしチームスポーツで、野球みたいに順番に打つスポーツだったら、今の私はチームプレーに徹してティーショットでアイアンを持ち、ちっともゴルフを楽しめなかっただろうなぁと思うと、つくづくゴルフが個人スポーツで良かったと思っています。 私はついこの間、自分でジャンプサーブの練習をしてみたんですが、これはティーショットの感覚に非常に近く、思いっきり打って豪快なサーブポイントを取りたいという欲求と、チームのためにミスできないという我慢のせめぎ合いなんですね実際。だからチームスポーツの一つ一つのプレーの中にもそういう個人欲求とチーム貢献のちっちゃい選択が常に迫ってきているんだなぁと改めて思い、その両方が交互に顔を出すからこそスポーツの試合は面白いという結論に達しました。確かに、for the teamを強調するほどチームとしてはまとまっているのかも知れませんが、見たりやったりする立場からすると面白みのない試合になるような気もします。ちょっと荒れたり、個人のチャレンジがあった方がダイナミックで面白いですよね。アテネの野球では4番がバントしたりもしましたが、4番と相手エースの1対1の勝負が全く見られなくなったら野球はつまらなくなっていきますよね?・・というわけで私、監督としてはあまり選手を駒のようにがんじがらめにしないように気を付けたいと思います。・・あ!私がベンチに入らない方が勝率が高いってことはもしかして・・? |