先日、あるウォーキングイベントの手伝いがあり、参加者と一緒に5kmのコースを歩いてみました。参加者約100名が、帯のように連なってコースを歩いていきます。小一時間ほどかけて全員無事ゴールにたどり着いたのですが、途中、冷たい向かい風の中、登りが続くところもあり、年輩の参加者の中にはふぅふぅ言いながら頑張って歩いている人もいました。私は体力的には大丈夫でしたが、普段は5kmも歩くなんてことはしないし、ただ歩く、ということにはあまり興味がなかったので、歩くことに飽きてしまわないか心配だったのですが、結果的には気分良く歩き続けることが出来ました。 で、歩きながら考えたのは、このウォーキングコースを参加者が一人で歩いたら果たしてみんな最後まで頑張れたかな?って事です。もしかしたら途中で「もういいや」ってやめちゃう人がいたんじゃないか、また、最後まで歩いたとしても、単調でつまんないとか、何で自分はわざわざ苦労して5kmも歩かなきゃならないんだろう?なんて考えちゃったりしないか(特に私のような考え事の好きなタイプ)ということです。結局こういうイベントは、みんなと一緒だから頑張れる、という効果が結構大きいんじゃないでしょうか?自分の前を見ても後ろを見ても同じゴールを目指して同じ方向に頑張っているから、その中に入ると同じ方向に流されるように歩かされてしまうという、まるで小学校低学年頃によく行った「プールをみんなで同じ方向に回って歩いて流れを作ろう」プール遊び(長い?この遊びの名前が分かりません)のような流れが作り出されているように思われます。みんなの流れに逆行して自分だけリタイアする方がよっぽど勇気が要りそうですよね。これを「頑張る流れに流される効果」(これも長い?じゃあ略称「頑張流効果(がんばりゅうこうか)」でどう?)と名付けたいと思います。 同じ事は勉強でもトレーニングでも言えます。一人だとつい怠けちゃうけど、みんなが頑張ってる中に入るとそれにつられて自分もつい頑張っちゃう。だから勉強にしてもトレーニングにしても自宅よりは図書館の自習室やトレーニングジムのほうが頑張りを維持しやすい。英会話だって本を買って自宅で独学で・・なんて言ってもすぐに挫折するけど英会話学校で実際に頑張ってる仲間と一緒の方が断然頑張れそうです。そう考えると今、英会話学校が売りにしてるインターネット利用の自宅学習システムはホントに続くのか疑問です。・・あっ!だから私のペン習字(ペン習字ってネーミング古っ!)や英会話の通信教育は身につかなかったのか!(気付くの遅い?)また、小学校への登校は集団登校が基本ですが、これも「頑張流効果」があるからみんななんとなく学校に行かされている(簡単に休みにくい)という面がありますよねきっと。こう考えると、「人に流される」って言葉はあんまり良い意味で使われないことが多いですが、「良い方向にも人は流される」っていう事実も確かにあるってことだと思います。・・でも当然、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」っていうような、悪い方向に流されることも多いので、この流れはどっち向きなのかは自分でしっかり判断した上で、良い方向の流れに乗っかっていきたいものですね。 これまでうちのバレー部には、各自で筋トレを行うように言ってたんですが、やはり自分一人では頑張れず、あまりきちんと出来ていないようだったので、今回のウォーキングから得た教訓(頑張流効果)を生かして、練習後に全員で同じメニューを行う、ということにしました。今のところ結構みんな頑張れてるようですので、しばらく見守りたいと思います。・・え?カントクも一緒に頑張らないのかって?私は意志の強い人間なので、敢えて学生と一緒にやらなくても自分で独自のメニューを組んでトレーニングをきちんとやってますよ。・・でも実を言うと、学生と一緒にトレーニングする流れに乗ってしまうと、それこそ途中でやめにくくなって、学生と同じメニューをこなす羽目になるのが辛いからやらないだけなんですけどね。・・それって私の主張と矛盾してる?おっしゃるとおりです。でももう40歳なんだから学生と同じメニューは勘弁して下さい。 |