健康診断ってどうして「悪いところが無いかチェックする」ばっかりなんでしょうね?尿や血液の成分が異常がないか?血圧が正常範囲内かどうか?胃や腸にポリープがないかどうか?・・。とにかくマイナス項目を探す診断ばっかりで、マイナスがなければとりあえず「正常」で「健康」と評価されるだけです。これってあまりに消極的な「診断」だとは思いませんか?だから健康診断を受ける側も、「異常が見つからなければ、いや、無ければいいな」なんてどうしても消極的になるし、しょうがないから受ける感じになってますよね。 自称健康オタクである私にとっては異常がない、つまりマイナスじゃないのは当たり前で、普通の人よりどのくらい健康度がプラスなのかを知りたいと思うワケです。マイナスがなければみんな「健康」で一緒、という評価は私にとっては納得いきません。それって学力の偏差値で言ったら、偏差値50以上はみんな同じ評価になってるって事ですよね?それじゃあ偏差値60の人は納得いかないでしょう。・・そう、本当の健康診断はむしろ「健康偏差値」としてプラス側もしっかり評価して欲しいと思います。例えば血液検査でも、単に成分が正常範囲内かどうかを診るだけじゃなくて、テレビなんかでよく見る「血液サラサラ度」を測定するとか、胃に異常がないか診るだけでなく、どのくらい美しいピンク色をしているか?あるいは胃の消化能力(消化速度、栄養吸収率、古くなった食べ物に対する耐性など)を総合的に測定して評価するとか、視力も1.5までではなく、どこまで見えるのか、周辺視野、動体視力、遠近のフォーカス速度を判定する等々、いろいろ考えられるでしょう。このようにもっとプラス要素も評価して年代ごとに偏差値化したら、「去年よりも健康偏差値がアップした!」なんて受診する側のモチベーションも高まることでしょう。ほら、最近流行の体脂肪計なんかでは各脂肪量から「脂肪年齢」が測定出来るものもあり、測定して自分の年齢よりも若く評価されると「よっしゃ!」なんて喜べるのと一緒ですよね。 スポーツ指導場面でも一緒ですが、人間、悪いところばかりを指摘されてもやる気なんておきないですよね?どうせなら褒められた方が「よし、もっと頑張るぞ」って思えます。当たり前の事です。だから自分の悪いところをチェックされるだけの健康診断よりは、良いところもしっかり評価してもらえる健康診断の方が、みんな積極的に診断を受けるだろうし、良い評価をしてもらうための健康への努力もするんじゃないかなと思います。健康診断関係者の皆さん、是非ご検討願います。・・でもその方式が普及したらそのうち「今年度の○○会社内健康偏差値上位10名発表!」なんてイベント化して、健康診断の1ヶ月前くらいから「今年こそあいつを抜いて優勝するぞ!」なんてスポーツ大会みたいに白熱して、視力を下げないようにパソコンの仕事を控えたり仕事をサボって屋上へ行って遠くの景色眺めたり、胃の耐性を鍛えるためにわざと期限切れの食品を食べて下痢になって仕事にならなくなったり、「コーヒー入れました」「いや、胃が荒れるから要らない!」「ケーキもらったんですけどどうですか?」「いや、血糖値上がるから要らない!」「よぅ、今日ちょっと飲み行くか?」「すみません、今大事な時期ですから!」なんて言って人間関係がぎくしゃくしたりして、会社の業務に悪影響を及ぼすようになったりして・・。そしたら今度は会社の健康が損なわれることになって本末転倒になっちゃうかも・・。 |