その144 ■並び方のルール・・

 年末や年度末になると、道路工事があちこちで行われます。そのため、2車線から1車線に道路が制限されていることも多いです。他の地域は分かりませんが、東北地方ではそういう時、ほとんどの場合、1車線に制限される箇所のずっと手前からクルマが1列に並ぼうとします。そうして早めに1車線に並んでおいて、後から制限箇所に近いところで合流しようとするとなかなか入れてくれなかったりするのは何故でしょう?

 え?割り込みだから?いやいや、制限されるまでは2車線なんですから走っても全然構わないですよね?自分たちが早めに1列になったりするから結果として割り込みみたいになってますけど・・。むしろそうやって後から来たクルマが早めに並んだクルマを追い越して合流していくから余計に早く並んだクルマの進行が遅くなって「こっちで並んで待ってるのにあのクルマは割り込みしてずるい」「絶対入れてやらない!」みたいな卑屈な感じになってしまうわけですよね。だったらそんなひがみ根性持つよりもみんなが2車線ギリギリのところまでそのまま進み、1台ずつ交互に1車線に合流していくようにすれば公平だし、ストレス溜まらないですよねお互い。

 並び方ということで言えばこれとちょっと違いますが、いわゆる「フォーク並び」は銀行のATMや公衆トイレなどで結構普及してきた、公平感のある合理的な並び方ですよね。どっちの列が早いとか遅いとかという自由競争的な要素を排除して必ず来た順番どおりに目的を達成出来る素晴らしいシステムです。列が早く進んでラッキーもありませんが、自分の列だけ遅くてアンラッキーもない。だから競争指向の強い人にとっては多少物足りないかも知れませんが、多くの人は日常生活まで「どっちが早いか?」なんて計算するのにエネルギーを使いたくないでしょうから、もっと色々な並ぶ場面に普及すればいいのになと思います。だってスーパーのレジでもトイレでも、それぞれの列で並んでいるとどうしても、「早くしてくれ!」って思っちゃいますよね。だから自分の番が来ても、今度は後ろに並んでる人からの暗黙のプレッシャーをひしひしと感じてちょっと焦ってしまいます。(特にスーパーでカード支払いすると現金払いよりも時間がかかってしまうので、混んでいるときのカード払いは勇気が要ります。・・特に、大した金額じゃないときはね。)こうした無用なプレッシャーや妬み、恨みを発生させずに、落ち着いて用を足したり会計したり出来るように、スーパーのレジをはじめとして、フォーク並びの積極的な導入をお願いしたいと思います。・・でもトイレなどでせっかくフォーク並びしてるのに、後から来た人がそれを無視して前に直接並んだりする「ずるい」人が時々いるんだよなぁ・・。

 このフォーク並びに比べると、車線減少時の合流ルールはまだまだ整備されてない、と言うか「こうすれば合理的」という合意が出来ていないので、合流箇所では結局どっち側にいてもお互いすごく心に引っかかるものを感じて嫌ですよね?だから読者の皆さん、これからはみんなが最後まで2車線を有効に使いきり、どっちが優先とかじゃなく1台ずつ交互に合流するルールを推進していきましょう!・・と言ってもこの考えが浸透するまではなかなか自分だけ図々しく2車線の先まで行くわけにもいかないんだよなぁ・・。いっそ道路交通法に定めて、早めに合流したりギリギリの合流先で入れなかったりしたら罰金とるくらいしてみたらどうでしょう?・・極端すぎる?ですよね。

その145 スノーボードの精神・・