そういう観点から考えると、私は医学部の学生に体育が必修なのは当然で、体力や運動能力を少しでも高める(でも大学授業だけでは限界もありますが・・)事はもちろん、自分の体や運動について実際に体を動かしながら見つめ直す機会は是非とも必要だと思うわけです。いや、でもそれでは不十分で、いっそ医学部の入試に実技試験を入れて、あまりにも不器用で要領が悪い人は医者になれないようなシステムを作るべきだと思います。(例えば裁縫の試験とか、小豆を菜箸で取り分ける試験、料理で段取り力をみる試験なんてどうですか?)さらに医者は人間、しかも病気やケガで弱った人間に接する職業なので人間性も非常に大切ですから、丁寧な面接も是非、全国の医学部入試に一斉導入してほしいと思います。 最近テレビ等で名医と呼ばれる人たちが紹介されていますが、彼らの仕事ぶりを見ていて思うのは、医者ってすごく実践的な職業だなってことです。名医の仕事は手際が良い、手術や処置が上手、豊富な経験、丁寧な患者ケア、豊かな人間性など、現場での実践的な仕事ぶりが素晴らしいですよね。医学部受験を初めとする今の日本の医者育成システムが、そういう素晴らしい医者をしっかり作るシステムになっているのかがすごく疑問に思います。なんかペーパー試験での頭の良さばっかりで選抜してるような・・。 「医者は頭が良くないとなれない」は正しいですが、「医者は頭さえ良ければ誰でもなれる」であってはならないと思いますし、優れた医者になるための要件は、素晴らしいスポーツマンの資質(単に運動能力が高いだけでなく、スポーツマンシップなども含めた総合的要件)とかなり近いと思っています。だから例えばスポーツ推薦制度も設けて医者になりたいスポーツマンをたくさん入学させるなどして、もっと医学部に体育会系の学生が増えればいいなぁと思いながら、医者のタマゴ達に少しでも運動させるべく体育授業を行っている次第です。・・え?もしスポーツ推薦があったらお前も医者を目指してたかって?いやいや、私は未だに注射されるとき目をそむけてしまう人間ですから、謹んで遠慮させていただきます。 |