その150 ■時間感覚相対性理論・・


 先日のHPトビラネタで、歳をとるほど1年が短く感じられるのは何故か?について書きます、と言っておきながら忘れていました。スミマセン(大学院生から「気になっているので早く書いて下さい」と催促されました)。では、早速その理論を説明しましょう。(って私が考えついたワケじゃないのに偉そうですね。)

 私に教えてくれた先生の説は、「人は歳をとるほど、今まで生きてきた時間の合計が長くなるから、その年月に対する“この1年”は、相対的に短く感じられる」ということです。つまり、潜在的に、今まで生きてきたトータルの時間と比較して考えてしまうということなんですね。なるほどっ!・・あ、また納得しちゃった。この説、皆さんはどう思いますか?だから子どもの頃は1年がすんごく長く感じられたんですね。今の私にとっての1年は人生の42分の1ですが、小学1年生の頃の1年は7分の1を占める時間だったわけです。まさに、時間感覚相対性理論とでも言えそうな有力説です。この説を使えば、例えば遠くに出かけた時、目的地到着までは長く感じるのに帰りは短く感じられる、ということも説明出来ます。だって行きは目的地到着までの時間は未知なので行きの時間が1分の1、つまり1になりますが、帰りは行きの時間をすでに経験してるので、帰りの時間は2分の1になるからです。どう?スゴイでしょ?

 つまり、歳をとるほど感覚時間は相対的に圧縮されてしまうという事なんですね。(アインシュタインもびっくり?)だから毎日、毎週、毎月、毎年同じ事を繰り返しているだけだと、その時特有の思い出や記憶が少ないため、さらに時間が経つのが早く感じられることになるでしょう。そして気がついたら何にもしないうちに人生が何となく終わっていたということになりかねません。そうならないためには、出来るだけ沢山記憶に残るように、どんどん新しいことにチャレンジしていくべきでしょう。人間、歳を重ねると守りに入ってしまい、次第に新しいことにチャレンジしなくなっていきがちですが、「今年はこんな事をやった」「去年はこんなことにチャレンジした」とすぐに思い出せるような“思い出のくさび”を沢山打ち込んでいきたいものですね。・・そう言えば私も数年前まで、「今年はこの資格を取った」と記憶に残せるようにスキーやスノボの検定にチャレンジしていたことを思い出しました。今年もあと少しですが、何か一つでも記憶に残るくさびを打ち込んでみたいと思います。・・あ、この発想事典も考えてみれば一つのくさびになってますね。最近くさびの数が少なくなっているので、その意味でも頑張ります。

その151 スポーツローテーション制・・