冒頭の野茂選手の例は、「日本人野球選手がメジャーに挑戦する」という開拓者だったわけですが、「五体不満足」で有名な乙武さんは、身体障害者が臆せず社会にどんどん出て多方面で活躍する(現在はいろいろな雑誌に連載記事を書いてます。スゴイですね!)ことによって、社会の目や社会自体をどんどん変えていく、まさに開拓者と言えますね。彼があれだけマスコミを含めた社会の認知を得ることによって、多くの障害者はどれだけ勇気づけられたことでしょう。近い将来、第2、第3の乙武君が出てきそうな気がします。 このような開拓者は何も、大きな事を為し遂げた、ということでなくてもよいはずです。「こういう状況にある人としては初めて・・」という開拓者たちは実は身近に沢山います。例えば大学卒業して社会人になったんだけど30歳にして一念発起し、会社を辞めて医学部の看護学科に入り直したパイオニア。また、ほとんど初心者レベルだったんだけどサークルではなく敢えて体育会系の部活に入って厳しい練習を一緒にこなして4年間辞めずに頑張れたパイオニア。そして40過ぎになってもいまだに引退しないで現役プレーヤーを続けている工藤選手はじめ多くのオッサンパイオニア。みんなそれぞれの立場の中ではいろいろ横目で見られたり、あれこれ言われたりすることもあってしんどいこともありそうですが、彼らが先頭に立って突き進み、道を作ることによって、「ああ、そういう人もいるんだぁ」「私も頑張れるかも」って思いやすくなる効果がありそうな気がします。 そしてこれは、自分の中でも言えることだと思います。何か新しいことをするときって、ものすごく不安だし、緊張しますよね。でも思い切って一回やってみると、自分の中に経験という新しい道が出来て、次からは「あんな感じだな」って余裕がすごく出来てきますよね。2回目からはすごく楽に出来るようになる。だから何か新しい依頼がやってきたときは、「やったことないし、やめとこうかな?」と正直、心の中で葛藤しますが、よっぽど無理で相手に迷惑がかかるほどの的ハズレな依頼でなければ、思い切ってやってみたほうが、その後の自分の幅が広がっていくんだなと、いつもやってみた後で思うことが多いです。特に若いうちは、失敗がある程度許されるので、なおさら挑戦して、自分の新たな可能性を広げる自分自身のパイオニアであるべきだと、40過ぎてだんだん失敗出来なくなってきた最近、強く思います。もっと無茶なことも若いうちにやっておけばよかったなぁ・・。 というわけで、今回は年始め(もう2月も終わりですが・・)の発想事典にふさわしく、新しいことにどんどん挑戦して、自分自身の可能性を広げる開拓者(パイオニア)で行きましょう!という話題でした。歳をとるとどんどん冒険しなくなるので、実は自分に一番言い聞かせてるところもあります。・・ようしまずは今年、オッサンパイオニアとして43歳で国体出場(マスターズじゃないよ)を目指してトレーニングを頑張るぞ! |