その161 ■入れられるだけ入れてしまうの法則・・

 DVDレコーダーって使ってます?私の研究室にあるDVDレコーダーは250GBのハードディスク容量があります。買った当初は「ま、このくらいあれば充分だよね」って思ってたんですが、バレーボールのワールドカップや春高バレーの番組を録りためているうちにどんどんハードディスク容量が少なくなっていき、ついに残り10GBを切ってしまいました。そうなって初めて、要らない番組を消去したり、DVDにコピーしたりしてハードディスクの整理をしたんですが、これってデジカメやケータイのメール、さらには家の押入や本棚、旅行時のバッグに至るまで全く同じ事が言えるんじゃないかと思った次第です。つまり入れられる容量があるうちはなかなか片づけたり消したり厳選したりはしないという人間の心理があるんじゃないかと思うのですが、皆さんはいかがですか?ま、普通の人間なら当然、必要に迫られないとなかなか動かないですよね。私の研究室の本棚も、乗車定員はすでにオーバーしてて、本の前にさらに本を置いている2重乗車、あるいはスペースのないところに冊子の半分くらいを無理矢理差し挟んだ“半身乗車”状態の本や雑誌がひしめき合っています。まるで正月の帰省新幹線です。ここまできて新たに置くスペースががなくなるとやっと整理をし始めるんですが、スペースがあるうちはどんどん置いていても問題は生じないので、なかなか整理出来ないのが正直なところです。旅行バッグも、大きいバッグを用意すると「あれも一応持っていこう」「この服も着るかも」なんて結局バッグに入るだけ持っていってしまい、全く使用しないまま持ち帰ることになったりします。クルマで実家に帰省する時などは2,3日の帰省でも「引っ越し?」って思われるくらいついついクルマに積んでしまいます。いつもこんな調子なので、最近はビデオカメラもハードディスクタイプが出てきたんですが、「絶対すぐに容量いっぱいにして面倒なことになる」と分かっているので、いくらコンパクトで使いやすそうでも買おうとは思えません。

 逆に言うと、たとえDVDレコーダーの容量がいくらあっても、結局いっぱいになるまでは片づけないし、必ずいっぱいになって整理する、という作業自体は変わらない、ただ、そのサイクルが多少短いか長いかの違いだけなんだと悟りました。だから旅行バッグにしても、最初から小さいバッグにすると決めてしまえば、必要最小限の物だけを持って、無駄な荷物を持たない身軽な旅行になるということです。部屋の押入も沢山あると便利なようで、でも押入がいっぱいになるまでは必要じゃない物まで収納して、今度その中から必要な物を探し出すとき、逆に物がいっぱいあることによって探しにくい、ということになるわけです。容量が多いと「とりあえずとっておくか」ってなりますが、この「とりあえず」がくせ者ですよね。旅行上手は荷物が少ないって言いますが、同じ事は生活上手や情報上手にも言えそうですね。ちょうど3月下旬の年度切り替わりの時期です。みなさんもこの機会に不要なものを処分して、すっきりかるーく新年度を迎えてみませんか?重いコート脱いで出かけませんか?もうすぐ春ですね。(古い?)

その162 怒る方と怒られる方・・