ガムって、何なんでしょうね。小さい頃から、不思議な食べ物だと思ってました。だって食べないで出しちゃうんですから。人は何故ガムを噛むのでしょうか?一番分かりやすいガムの活用例は運転中の眠気覚ましに噛むことですね。他には口臭を消すためとか、口寂しさを紛らわすため、また最近では歯を丈夫にするためというのもあります。スポーツの世界では、集中力を高めるために噛むなんてことも言われています。 ま、こうしてみるといろいろな効用があることも分かりますが、ガムを噛んで口をクチャクチャやる行為って、見た目の印象はかなり悪いですよね?(だからタバコやサングラス、茶髪と並んで、ドラマに出てくる不良の基本ツールになっていたりします。)だから基本的には一人でいるときに噛むことが望ましい。間違っても上司や先生と話をするときに噛んでちゃいけません。それだけで「態度悪い」って印象を与えますから。 では何故ガムを噛む行為は印象が悪くなるのでしょう?これはおそらく、食べ物を口に入れたままの状態で何かする、ということが(特に日本では)マナー違反だからだと思います。日本では口に食べ物が入っている状態で人と話したり、歩きながら食べたりすることは行儀良くないという価値観を持っています。ガムは直接食べる物ではなく、噛み続けるものとみんな分かっていますが、どうしても口をクチャクチャ動かして(しかもクチャクチャと音をたてたりする)いる姿が、食べ物を食べてる状態を連想してしまうのだと思います。たとえいくら集中力が高まろうと、スポーツ選手がプレーしながらガムをクチャクチャという姿は、特に日本人には受け入れられないのです。逆に人前でガムを噛んでも印象が悪くない状況は、みんなが口に物を入れているような場面です。例えば焼き肉屋の帰りにみんながガムを噛んでる状況だったら別に違和感ないでしょ?しかもこの状況は、焼き肉の息の臭さを消すというプラスの印象もあるからね。 だからいくらメジャーリーガーがガムを噛もうと、松井や松坂、イチローには決して噛んで欲しくないと思います。彼らの行為は間違いなく日本のちびっ子たちが真似します。「だって集中力が高まるし、松井もやってるじゃん!」なんて言われたら、ちびっ子のコーチ達は困ってしまうでしょう。そして集中力を言われてガムを認めていたら、そのうち学校の授業でも噛み始めて収拾がつかなくなります。そういうときは一発!「ガムは行儀が悪いからダメ!」あるいは「ガムを噛んでる選手は印象が悪いから応援してくれる人がいなくなるぞ!」あるいは「お前達の集中力が高まっても俺がムカついて集中力がなくなるからダメ!」、あるいはもっと単純に「俺が嫌いだからダメ!」と言って止めさせましょう。人の嫌がることをしないのがマナーです。ガムは一人でいる時か、みんなと一緒に噛みましょう!・・あ、だからガムを噛むときに「ガムどう?」って他の人に勧めるのがマナーなのか、なるほど納得です。 |